勇気をもつ

 今日、生まれて初めてと言っていいくらい息子が自分の気持ちをコントロールできないとうった行動をみた気がする。自分が遊んでいるおもちゃをちょっと小さいお友だちが無遠慮に近寄ってきて遊び始めたのを見た息子は「ダメー!」と。周りが双方を止めようとするも暴れて抱きしめても嫌だーと自分でもどうしようもないという様子で、暴れて気持ちを表現していたように思う。そんな息子を抱きかかえながら、私も泣きそうになった。こんなに表現したいことをためていたの?お母さん受け止めてなくてごめんと。
 “破壊的な行動は勇気を挫かれた結果であって勇気のある子どもはしない”この言葉が何度も頭をよぎる。私は毎日息子の「勇気」をくじいているのだ。「勇気」をもつとは、この世界は安心できる(小さい子の場合は)家族は仲間であり、自分はダメな子じゃない好かれている、価値のある人間だと思ってもらう、そういうこと。不適切な行動は不適切だと思った時点で負の注目(負の感情を持つこと)をしてるから、負の注目からは子どもに「勇気」をもってもらえない。
 その通りだその通りだ…と頭の中で何度もリフレインする。
 私は、子に「勇気」をもっててもらうように決心しないといけないんだ。同時に私も「勇気」をもたなきゃ。